コレステロールは摂り過ぎても問題なしって本当なの?
コレステロールと言えば、LDL(悪玉)コレステロールや
HDL(善玉)コレステロールを思い浮かべるかも知れませんが、、
この度(2015年)、「日本動脈硬化学会」は、食事から摂取する
コレステロールでは、体内のコレステロール値は殆ど変わらないと
発表しました^^
それを受けて、「厚生労働省」も「食事摂取基準」から、
コレステロールの摂取基準をなくしたみたいです。。
要するに・・・
コレステロールは体内(肝臓)でも生成されており、
仮に食事から大量のコレステロールを含む食材を摂ったとしても、、、
健康状態が正常であれば、体内で生成されるコレステロール量は、
自らが調整してくれるというもの・・・^^;
なるほどですよね。。。
以前から専門家が、日本人は特に、コレステロールを含む食べ物(卵)を、
1日に何個食べても問題ない、って謳ってたのは本当だったわけです^^
※卵の摂取量と心筋梗塞を発症するリスクはデマ?だったってこと^^;
これにより・・・
今までの18歳以上の男性「1日当たりのコレステロール摂取量750mg未満」
女性は「600mg未満」が望ましいとされていた基準値も、消されたみたいですね。。
これに合わせて・・・
アメリカの農務省も「コレステロールの摂取量」を、
今までの「1日300mg」っていう指針を見直すそうです。
※2015年5月2日付けの「毎日新聞」から一部流用
昔からこの辺は、いろいろと議論されている部分で、
コレステロール値が、今の健康診断結果を上回っていても、
特に気にする必要はなく。。。
むしろ、「コレステロール値が高いほうが長生きする」
って提唱されている方もおられましたからね^^
とは言え・・・
それは「コレステロール値」だけのことで、
悪玉とされる「LDLコレステロール値」や善玉と言われてる、
「HDLコレステロール値」に関しては別で、、、
今まで通り、基準値を大きく上回っている場合や、
下回っている人は注意が必要だと書かれています^^;
まとめると・・・
◯「脂質異常症」などの疑いがなく、健康な体の人は、
特に食事からのコレステロールの摂取量は気にする必要はない。
悪玉コレステロール値が、さほど高くない人は、食事制限などより、
カラダを動かすなど運動の方が効果的。
◯LDL・HDLコレステロール値に異常がある人は、
今までどおり、コレステロールを多く含む食材は控えた方がいい。
ある程度、食事から摂取する量を控えたり、
DHAやEPAを含む食材や、LDLコレステロールサプリなどを
利用したり、、、
軽い運動や、生活習慣全般の見直しは、
今までどおり行ったほうがいいようです^^;
ということで。
コレステロール値は、少々高くても問題は無くなったが・・・
その中の、LDLコレステロール値とHDLコレステロール値には、
今までどおり気をつけなさいよ、ということに変わりはなさそうです^^